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2010年12月15日 (水)

思えば遠くへ来たもんだ:2年ぶりにちはら会に参加しました

2008年12月の例会以来、2年ぶりに参加させていただいたのは、千葉県市原市を本拠地とする「ちはら会」である。私は昨年末の混乱でゲームをすべて失い、今年に入ってようやくCommand Magazineを一冊買っただけなので、本来は規則違反の(といっても、別に規則にうるさくはなく、禁煙禁酒だけがデフォルトである)ゲーム持ち込みなしで東京都下から、中央・総武線・内房線と乗り継ぎ駆けつけた。下車駅は内房線浜野駅で、ここから小湊鐵道バスに20分弱揺られ、「潤井戸」という停留所でバスを離れ、目的地の市原市市津公民館までは10分の徒歩で到着した。

プレイしたゲームは6つ。最後の一作を除いてすべてファミリーゲームだったのは、規則違反に対する天罰であったのかもしれない(んなわけない)。それらのゲーム名を列挙すると、

  1. PIT
  2. ACQUIRE
  3. DOMINION
  4. はやぶさ君の冒険
  5. POWER GRID
  6. 東海遊侠伝(ただし短時間シナリオ)

である。

“PIT”は、ルール説明者によると穀物取引のゲームということだそうだが、私の印象に残ったのは、カードゲームなのに反射神経を必要とするということである(まぁ、百人一首も中級レベル以上だと反射神経勝負らしいが)。数種類の家畜のえさを象徴化したカードを数種類持ってゲームが始まり、それを一種類にそろえた人が勝ち、というゲームだ。私は初プレイで、というよりは反射神経のなさに絶対的な自信を持つ人間なので、やはり最下位で終わった。

101212acquire_2 続く”ACQUIRE”は割と古くから知られたホテル経営ゲーム。もちろん、大学院のMBAコ ースで使われている経営シミュレーションとは全く違い、完全に模式化されたファミリーゲームである。ルールは長いブランクの中でも一応頭の中に残っていたので、プレイ自体は問題なく進んだ。ただ私の問題は(日本人の中でレベルの低い―もちろん私も含めて―人間にありがちな)偶然を期待しすぎて、取らぬ狸の皮算用をプレイに持ち込んでしまうことである。その結果が最下位だったのだが、最後の計算では、自分が思っていた惨敗ではなく、普通に最下位であったのが救いというべきか。

101212domonion 3つ目のゲーム、“DOMINION”は中世ヨーロッパ風世界の領土統治を模式化したカードゲーム。カードの回りがよかったのと、個人的な趣味で(もちろん実用を兼ねて)図書館とか研究所のカードを手に入れておいたおかげで、優勝とまでは行かなくても、何とか2位を確保した。このゲームはさまざまな種類のカードが用意されているが、実際の一プレイで使われるカードはほんの少種類で、その変化で実際のプレイがまるで違ってくるそうで、私がプレイした時は平和裏に(まったりと、ともいう)淡々とゲームが進行していた。プレイに使われるカードによってはバトルゲームになる可能性もあったことから、そうならなかったことが高順位につながったのかもしれない。

101212hayabusa 4作目は「はやぶさ君の冒険」。はやぶさ君とは、2003年に打ち上げられ、小惑星イトカワに到達して、そこから今年の6月に地球期間を成し遂げた、あの「はやぶさ」である。このゲームは多人数プレイのカードゲームであるにもかかわらず、ほかのプレーヤーは敵ではなく、いわば研究者仲間といった立場で進むゲームである。ただ多人数プレイなので、ほかのプレーヤーと話し合いで協力する場面ももちろん存在する。このプレイでは無事地球生還を成し遂げたが、ゲームの中にはさまざまなハンディキャップを課して、プレイを難しくしたり簡単にしたりできる設定となっている。今回はやさしめの設定で行われたようだった。

101212powergrid 5個目は”POWER GRID”というゲームで、電力の供給が自由化されたドイツ連邦(と、プレイはしなかったが、合衆国ででもプレイできる)で、いかに多くの都市に自分の発電会社の電気を配給するかというテーマのゲームである。この日のプレイは4人で、やや少なめだったようなので、ハンブルクあたりのニーダーザクセン州・シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州あたりや旧東ドイツの大部分はプレイに使用されていなかった。簡単なゲームにしては考えることが多く、やはり出たとこ勝負主義の私には勝利条件を目指す道のりに遅れ、最後は形式的には勝利条件の体裁をそろえたが、ほかのプレーヤーはその上をいっていたので最下位に終わった。

最後にはようやくシミュレーション的なゲームをプレイした。それが「東海遊侠伝」である。早い話、清水の次郎長の博徒人生をシミュレートしている。もちろん敵は黒駒一家だ。時間が押していたので、短時間のシナリオをプレイしたが、私が(大体清水を離れて13年たっているぞ)次郎長譚を忘れていたので、なぜに黒駒一家の主なメンバーが伊勢に集まっているのかを忘れていて、無難にプレイしようと試みてしまった。ただ最終ターンに次郎長本人と三下だけで相模に乗り込んで、そこで賭場を開くことに成功したために、ゲームとしての勝利を得ることができた。あとで思い出してみると、あれは「荒神山の喧嘩」をシミュレートしているので、清水一家全員を使って伊勢に乗り込まなければならなかったのだ。

これで例会でプレイしたゲームは終了。しかし時間が予定の帰還時間より遅くなっていたため、行きに使った「潤井戸」バス停→浜野駅のバス便は終了しており、会長のご好意で「ちはら台中央」というバス停に送ってもらった。ここからは「鎌取」駅までバス便が出ている。

以下は日記の「平成22年12月12日(日)」の項を見て下さい。正直疲れた、帰るのに。

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コメント

先日は、遠い中をご来会いただき、ありがとうございました。おいそれとは参加できる距離ではないでしょうが、また、機会がありましたら、ぜひ。今度は、自分が黒駒一家で挑戦したいモノです。

投稿: mitsu | 2010年12月17日 (金) 23時24分

mitsu様、どうもお気遣いありがとうございました。旅好き(だった)の私にはちょうどいい小旅行の感じが出て「遠い中」という感じではなかったのですが、いかんせん「モチ代」がでないと参加できないお金のなさがつらいところです。何とか「モチ代」をもらわなくて済む身分に戻ったら、毎月でも参加したいと思います。

投稿: 管理人:池沼・高橋和司 | 2010年12月18日 (土) 04時43分

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