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勉強

2012年1月 8日 (日)

平成24年に向けて

明けましておめでとうございます。といっても、もはや人によっては七草粥を食べた方もいると思うので、今更感は否めないが。それでも一年の大計は元旦にあり、を強引に実践してしまうところがこの『狗頭羊肉』ブログの持ち味なので、一週間遅れの「今年の抱負」を語ることにする。

まずやはり言語の問題である。現在受講している朝鮮語(実質は韓国語)とセルビア語を習った範囲内でマスターするというのが最低限の目標である。朝鮮語は変則活用と連体形、それに初級レベルとしては助詞(特に格助詞)を正しく身につけるということである。あとは単語単語であろうか。セルビア語はヤジのような卑語を扱った用語集が入手できないので、とりあえず生中、ではなくとりあえずはニューエクスプレスセルビア語(クロアチア語)の各課におけるスキットと重要文法項目だけでも暗記する、というレベルに到達したい。できることならばamazon.co.jpで売っている英語←→セルビア・クロアチア語の辞書が欲しいが、さすがに5000円超の洋書はそう簡単に入手できるものではない、と腹をくくって購入できる日を待つこととしたい。

言語で自習している部分は、何といっても中国語とロシア語が大事である。ただ中国語はセンスとして文法や発音を身につけているところがあるので、とにかく単語単語で推し進めてもそれほどの困難は生じないと思う。ロシア語が問題であり、とりあえず初級会話に属する決まり言葉や相づちのような言葉を覚えれば、e-mailの送受信にもそれほどの困難は生じなくなるものと期待している。

あとはフランス語とスペイン語をチマチマと自習したいが、優先順位が下がるので、うまくいくかどうかが問題であろう。まぁどちらにしても現状ではゆっくりとやっていきたい、というのがせいぜいであろうと愚考している。

言語習得以外のことをいえば、ゲーム雑誌を3カ月に一冊くらいのペースで購入し、同じくらいの間隔で千葉会・ちはら会・茨城会に参加できればgoodであろうというところか。ちなみに去年は千葉会の例会に2回参加し、忘年会にも顔を出させて頂いた。今年はぜひ作戦級~戦略級のシミュレーションゲームをプレイしたいものである。

就職は、古い友人からは「今年中に就職することを祈念します」といわれて困っているところであるが、まずはとにかく決まった時間に遅刻せずに働くということを大目標において、完全就職は来年以降に持ち込みたい、というのが本音である。とにかく中学生・高校生向きの塾講師(できれば個別指導の)をもう少し一生懸命に探してみようというところであろうか。それが叶わなければコンビニの短時間勤務を想定している。

塾講師になるには、どうも数学がキーとなっているようである。どこの塾も数学講師のタマ数が不足しているみたいなのと、英語のみの講師を希望する際も、採用試験では数学の問題を解くことを求められることがあるからである。まぁ21世紀の人余りの時代において、どうも面接試験がうまくないというのも問題なのかもしれないが。あと、京王・中央線沿線ではあまたの大学に通う大学生という手ごわいライバルがいるので、中央線を山の方まで通うことも考えているのだが、さすがに山梨県の求人案内は東京都に住んでいてはなかなか入手できないものである。それとも山梨ではまだ個別指導教室というものが存在しないのだろうか。あとは八高南線沿線とか青梅・五日市方面も考えているが、やはり情報が入ってこないことには苦しい。

まとめると、数種の外国語の「マスター」とアルバイトを見つけることがとにかく私の今年の目標であるということである。まさかスパルタ・マチダ(ゼルビア)のポポヴィッチ監督が瓦斯に引き抜かれた代わりに、我が清水に初タイトルをもたらしたアルディレス監督が就任したということがここ半月で最も驚いたことである。まぁアルディレス監督には英語で話しかけるなり、ヤジるなり、disるので十分なのだが(実際清水では私はオジーに英語で話しかけたことがある)、ここは一発スペイン語を始めてみようという気になって、数種の外国語にスペイン語が加わったのが自らの中ででも驚きである。

【緩募】人種差別にならない範囲内でアルディレス監督をdisれるスペイン語文、ということで、人任せにせず、自分でスペイン語を勉強してそれを見つけてみよう、というのがスペイン語勉強の大事なモチベーションになることを信じたい。

2011年12月26日 (月)

市立中央図書館へ

私は市立図書館に3冊の本を予約している。『アラブ革命はなぜ起きたのか』と『幻想の平和』にしても11月中旬に予約して、12月16日正午時点でまだ何も音さたがない。とはいえ、この2冊は借りている人が返してくれれば、すぐにでも読める状態にある、といっても構わない。しかし何というか、11月時点からこの2冊は予約者リストに複数人が名を連ねているように思えた。それでどうして12月のクリスマスまで終わったこの時期に借りられないのかが、非常に不思議である。

前者の本は、露米の衰退を人口学の観点から予言しているエマニュエル・トッドの著作であり、後者は戦略学者の奥山真司氏が翻訳したということで、それなりに日本でも知名度があると思われる(特に奥山博士が訳した本は大抵が市場に出回る。岩波書店のように買い切りではないので、そこそこ知名度はあるであろうし、実際我が市の中央図書館には『幻想の平和』を含めて分厚い本が3冊入庫している)。

このあたりはまだ我慢できるが、我慢できないのは7月末に予約を入れた『Google英語勉強法 お金をかけずにネイティブから学べる』である。確か予約当時に8人並んでいたと思われるが、年末のこの時期に、ウェイティングサークルにはまだ5人の名を連ねている。この本だけ誰かに盗まれたのか、それとも図書館当局が本気で貸すつもりはないのか、と我が邪念は疑心暗鬼になっている。

こうなれば市立図書館の愚痴を吐きまくるだけである。というのは、平日午後7時まで開館、土日祝は5時まで開館で、祝日は原則開館、というのは、地方都市の図書館にはよくあるが、周囲の図書館は土日祝も午後7時まで開館しているところもあり、すごいところになると午後10時まで開館、床まである始末である。それに休館日も月一回連休させて、それ+α程度が閉館日というのも普通にある。なぜ東京にあって、なぜ企業城下町にあって、このようなざまなのだろうか。それから多摩地方の図書館と23区内の図書館の違いなのであろうが、前者はその都市に在住・在学・在勤者をメインに貸し出しているが、後者はどこに住んでいても(稚内に住んでいても、与那国島に住んでいても―というのは理論上の話だと思うが)図書館から本を借りることができるという違いがある。

我が町の図書館は、現代型の図書館の草分けとして、図書館関係者には評判が高い。ただ、「草分け」ということで、何となく昭和40年代の運営で続けているうちに、周りの都市の図書館がサービスを強化して、結果として現在においては我が町の図書館は運営面で周囲と比べて著しく劣るようになってしまった(いや、図書館員個人は皆さん優しい方々ですよ)。我がの市長が保守派で、図書館などというお金を生まないところにあまり大金を投じたくはないのだろうが、ひとつずつ直してもらいたいものである。

それから、我が町とは無縁の話であるが、道南に住んでいる某軍学者は、日本の図書館事情の貧困さを嘆き、その改善を期待しているみたいだが、そもそも日本みたいに一冊あたりの書籍代金がだいたい欧米より安いので、私のような特殊事情を抱えているもの以外にとっては、ある分野で趣味でも仕事でも知識を深めたいものは、図書館で借りたりなどせず、自分で必要な書籍を買い集めるのが常識である。

それから同じく軍学者にお知らせしたいのは、千葉県ならともかく、東京の各市の図書館員に、司書を採用してずっと彼/彼女に本を扱わせると信じ込んでいるみたいだが、都下の図書館では市役所の一セクションとして扱われており、単なるジョブローテーションに一部に図書館勤務が入る、という形式を取っている。詳しくは辻由美著『図書館であそぼう 知的発見のすすめ』(講談社現代新書 1999)を読了して欲しい。

2011年12月25日 (日)

一年半の東外大のニセ学生としての感想

一年半と題名では銘打ったが、昨年に関しては大学院生によるサマースクールを受講したのみで、そんなに頻繁に通った訳ではない。本気で(本当か?)勉強する気になったのは、東外大が一部の学部講座を開放して「市民聴講生」といった制度で外部の人間が大手を振ってシーズン中の講座を受けることができることになっているのと、オープンアカデミーと称して(これに似たものに「オープンカレッジ」というものがあるが、これは受験生を対象にした大学の広報?宣伝?のようなものである)、大卒以上の人を対象に各言語を教える(ただし英語・中国語・スペイン語は除く)仕組みに乗って、オープンアカデミーでは朝鮮語(といっても実質はソウルの韓国語であるが、東外大では歴史と伝統を重んじて「朝鮮語」と銘打っている)を、市民聴講生ではセルビア語と国際関係概論を、それぞれ受講している。

なお、一昨年のサマースクールではフランス語とロシア語を受講したが、教えてくれる講師の方がM1(大学院博士前期課程1年生=大学4年のひとつ上)ではないかと、つまり教え慣れていなかった可能性があり、それに自分の復習力のなさを加えると、聴講しただけで、何の血肉にもなっていないような気がするので、ここでは割愛する。

まず、今年のセルビア語であるが、長い間セルビア語を勉強したかったのだが、教えてくれる学校がなかったので、我慢していたところ、東外大のWebsightをのぞいてみたら開講されているので、これはいいと早々に受講するつもりであった。ところがやはり言語の勉強に不可欠な復習力のなさをここでも露呈してしまい、結局4月から12月まで(夏休みを挟みつつ)に初級のセルビア語を習ってもIt's Greek to me!の状態で冬休みを迎えてしまった。

ずっとセルビア語を習いたかった理由はサッカー絡みだと思ったが、今年についていえば、FC町田ゼルビア監督のランコ・ポポヴィッチ監督にヤジを飛ばしてやりたいという理由が結構真面目な理由だったような気がする。しかし、そのポポヴィッチ監督は来季、東外大そばの味の素スタジアムを本拠地とする東京瓦斯、もといFC東京に引き抜かれてしまい、ヤジの矛先がなくなってしまったような気がする。あ、でもFC東京は来季はJ1に復帰したから、瓦斯-エスパルス戦(@味スタ)あたりで、または別にうちの試合に限らず、瓦斯のホームゲーム(例えば「多摩川クラシコ」とか)ならば何でもいいのではないか、と思い直せば、セルビア語の勉強しがいがある、というものか(?!)。

オープンアカデミーで習っている朝鮮語/韓国語は、さすがに30年以上前から少しずつ習っているので、セルビア語のようにまごつくことはないが、やはり復習不足で思ったほど実力が伸びないという悩みを抱えている。その韓国語を、1~3年で「現地の大学に留学して意味が理解できること」のレベル(強いていえば韓国語検定の6級?!)まで引き上げたいというのだから現金なものである。

朝鮮語/韓国語の語学力をそこまで引き上げたい理由は、東京外大では毎年3年次編入を行っており、(果たして毎年かどうかは定かではないが)その言語グループが欧米第一過程(英語とドイツ語)と東アジア過程(主に朝鮮語/韓国語と中国語)で、その中の朝鮮語/韓国語で編入したいので、朝鮮語/韓国語の能力をそこまで引き上げたいというのが理由である。

さて、それで不十分に消化したセルビア語と朝鮮語/韓国語であるが、前者は今年度限りとなっており、朝鮮語/韓国語はオープンアカデミーの当局次第では中級クラスが開講されるのかもしれないが、双方とも来年度(4月から)は自習という形になる可能性が濃厚である。どちらの言語とも長い間理解できるようになりたいと思っていた言語なので、この期に習得したいものである。

さて、ここまでは無視してしまった国際関係概論であるが、情けないことに、平日の一限というのが苦しかった。しかも本来の東京外大の一限開始は午前9時なのに、今年は震災の関係で午前8時半開始ということもあって、本当に出席がつらかったものである。その上講義形式の授業の受け方を半ば忘れてしまい、前期の試験は(恐らく)悲惨な出来であった感じだった。ただ、この講座では、休講の補講と銘打って、各種シンポジウムの出席が勧められたので、いくつか拝聴した。前期は国際紛争関係のシンポジウムだったと思うが、この中で劣化ウラン弾の話が出たので、「ああまたか」と思いつつ、その話について疑問を呈したが、これでM准教授に顔を覚えられてしまっただろうか。後期はロシア人の方が講師役を務めたシンポジウムでは、その後の雑談にも顔を出させてもらった。その時はI先生のゼミの方々には迷惑をかけてしまった。

総じて外大の公認ニセ学生生活は楽しいが、こうやって年を重ねるごとに再就職が難しくなるのも確かであり、何とかそのバランスを保ちたいものである。本来ならばミク体労働、もとい肉体労働だろうと水商売だろうと仕事を探すのが私に課せられた唯一絶対のタスクなのだが、やはり女優の前田愛さんの先輩としては、何でもいいから仕事というのは後輩に迷惑をかけかねないので、出た大学に見合った進路を見つけないと、というのが今の私の課題である。

2011年3月21日 (月)

新言語、学習開始予定(その1)

さすがは大学ラインこと京王線沿線である。東京外国語大学といえば、個人的には北区西ヶ原の古くさいキャンパスを思い浮かべたものであるが、いつの間にか調布と府中の境界線そばに移ってきて、現在は京王ユーザーになった私としては非常に通学が便利になったものである。最も今年は厄年という年齢からして、フルタイムの学生に復帰するわけではない。

京王沿線に移転した東京外国語大学では、市民聴講生制度として、一部学科講座の有料開放と夜間が主体のオープンアカデミーを実施している。このこと事態は去年の夏には知っていたのだが、日本の大学制度からして後期のみの科目というのが非常に少ないために、今春まで待っていた次第である。

その中で、私は「朝鮮語」と「セルビア語/クロアチア語」(他2講座)を申し込んだ。実は朝鮮語講座は先着順ということで、3月1日の申し込み開始とともに早速申し込んだが、大学で開講している「セルビア語/クロアチア語」(他2講座)は、人数限定でその人数を超えたときは抽選で決めるということなので、先週火曜日までほっておいたのだが、到着そのほかがあいまいな郵便ではなく、時間の制約(気付いたときには15日になっていた)で直接大学まで申し込みに行った。

昨夏のフランス語・ロシア語講座受講でどう行けば安上がりか承知していたので、京王線を府中で下車して、そこから片道JPY100で行ける、『ちゅうバス』というコミュニティーバスで30分近くバスに揺られて東京外国語大学に到着した。申込窓口が結構ややこしい場所だったので、他人のお世話になりながら何とか間に合った。

最もこれは申し込んだだけで、抽選で3講座とも落とされる可能性もあり、逆に3講座とも通る可能性もある、ということである。申込書類に不備が無い限りは。

10年くらい前からずっとセルビア語/クロアチア語の講座を探していたのだが、割と有名な多言語語学学校でもこの言語だけは講座を開いていないことが多かったので、受講料が安いことも含めて干天の慈雨となった(抽選で落ちない限り)。ただ他の言語講座は前期後期で1セットの講座となっているのに、この言語だけは前期(7月まで)で終わってしまうということである。これは担当教官が9月から対外研修に出かけるからしょうがない、ということなのだろうか。まぁこういうことならば、きっと前期の15回程度の授業である程度の運用能力が身につくように講座が設定されていると信じたい。

他の2講座は実は大学教養レベルならば、学生時代に既習の科目なのだが、再チャレンジということで申し込んだ科目である。仮に抽選で落ちるならこちらのどちらかの方がいい。とはいえ、2教科落ちると涙目ではある。

他に八王子学園都市大学『いちょう塾』と首都大学東京の『オープンユニバーシティー』もあったのだが、魅力的な講座が無かったので、今回は申し込んでいない。しかし、首都大学東京は既に八王子市南大沢にあるので、そちらでの開催をメインにして欲しかったが、わざわざ飯田橋にサテライトキャンパスを設けて、そこでの講義を主体とするやり方で、京王(中央)沿線に住んでいる身としては受講が難しかったので、講座受講を申し込んでいない。最も東京外国語大学のオープンアカデミーも半分くらいの科目が文京区のサテライトキャンパスで開講されるので、多少受講科目選びに慎重になったのは秘密である。

これらの講座を受講するに当たって、ブログの記事にするかTwitterで愚痴ネタにするか分からないが、受講記をサイバー空間で暴露する可能性は決して低くない。

今度こそは講座で開講されている言語をマスターしたいものである。

注釈 一般には「韓国語」と称されている言語だが、30年前くらいには何と呼ぶのかに難儀していた。もちろん東京外国語大学で韓国/朝鮮語を教えている歴史はそれより長いので、始めた当時に「朝鮮語」と称していたことを重んじて、あえて「韓国語」と名義変更するよりは、古くさい「朝鮮語」にこだわっている。ただ教える言語は南(=韓国)の言語である(もしかしたら講座の1回くらい使って北(=朝鮮)なまりを教えるのだろうか。

2011年1月13日 (木)

ゴトビ監督は元ペルシャ人&『マルチリンガルの外国語学習法』より

多言語話者(「ポリグロット」とか「マルチリンガル」と呼ぶ)を何となく目指している私は、実際に多言語話者の勉強に関する本を書店で見つけると買ってしまう傾向がある。その中で今回は『マルチリンガルの外国語学習法』(石井啓一郎著・扶桑社新書)の中に書かれていた内容を取り上げたい。この本は安易に多言語習得ができるという考え方に警鐘を鳴らしている。ロマンス諸語であるスペイン語・カタロニア語・フランス語・イタリア語がいかに違うかを綿々と唱えている個所さえある(第五章)。

著者が多言語話者になった経緯は、あくまで文学の習得がきっかけという。この著者の使える言語リストの中にはペルシャ語が含まれていることが重要である。ただペルシャ語に向かう筋には紆余(うよ)曲折があり、アフシン・ゴトビ清水監督を亡命させたイラン革命が著者のマルチリンガルとなったきっかけではあるが、日本の大学でイスラム学を教える大学は数が少ない上に偏差値が高いということで上智大学の出身となったわけであり、そこは当然ミッションスクールなので、キリスト教サイドから見たイスラム教なので、先に習得した言語はスペイン語やフランス語である。そこから東に進んで、最後にたどり着いたのがペルシャ語というわけだそうだ。そしてそれらを学んだのはほとんどが文学の研究目的であるが故ということである。この著者が味わわされたものが、下で詳述する「タァーロフ」である。

ペルシャ人の社交儀礼に「タァーロフ」という習慣がある(pp90-93)。まぁ、日本でいうお世辞に近いものであるが、あえて上記のようなペルシャ語でこの著者は紹介している。まぁイランに限らずどこの国でも少しその国の公用語が話せる人間にこそ「~語が上手ですね」というのは(多分)世界共通なものだと思うが、この「タァーロフ」は単なるお世辞以上の意味を持っているような気がする。

アジア杯終了後に来日する清水エスパルスのゴトビ新監督は果たしてそのような習慣を身につけているペルシャ系アメリカ人である。エスパルスにゴトビ監督が着任してからはどのような言動をするであろうか。ゴトビ監督が主(ホスト)で、選手が従(ゲスト)な訳であって、ホストたるペルシャ系の人間が実際に「タァーロフ」を発揮したらどうなるであろうか。

ある選手にある種の直すべきアクションがあるとして、それを指摘するというよりは、別の長所たるアクションを褒めるということになりはしないだろうか。昔のプロ野球で元阪急・日本ハムの上田監督が「え~で、え~で」と褒める選手が真っ先につぶされていくという現象があったが、我が清水エスパルスでその再現が起きる、というのは杞憂(きゆう)であろうか。もちろんそうであって欲しいし、ゴトビ監督は教育のほとんどを合衆国で受けている(大学はUCLA)ので、率直な欠点指摘と重要な修正の方法を伝授することができると思いたいが、現在イラン代表監督をしているゴトビ新監督は、やはりペルシャ人としての行動様式を身につけている可能性が高い。

まぁ最近の記事で、ゴトビ監督は策士かつ戦術家であることを証明したが、選手の育成については、今のところ不明である。UCLA在籍中からサッカー指導者/アナリストの道を歩んでいるゴトビ監督ならば合理主義を発揮してくれるだろうと信じたい(UCLAでは機械工学を学んだという)。

2011年1月12日 (水)

センター試験で東京外国語大学が試験場に指定されている受験生たちへ

私は最後の共通一次試験を受けて、西ヶ原時代の東京外国語大学を受験し、見事落ちた中年男性である。昨夏にロシア語とフランス語のセミナーがあったので、京王沿線に住む私は府中市に移転した東京外国語大学に通った。

最初は飛田給駅からバスあるいは徒歩を考えていたが、ふとしたきっかけで徒歩にしても京王線ならば武蔵野台駅が最も近い駅であることを見つけた。または武蔵野台駅から西武多摩川線白糸台駅まで歩いて、多磨駅まで一駅だけ乗っていけば、東京外国語大学はすぐであると確認もした。

ところが実際に武蔵野台駅を降りてみると、コミュニティーバスが発着していることを見つけた。そのバスは2系統あって、一つは京王線の南側を走っているので全く関係ないが、もう一つは東京外国語大学の目の前を通って(もちろん停留所もありますよ)、多磨駅まで走っている。そしてその運賃は、PASMOやSuicaは使えないものの、1乗車JPY100と大変安く設定されている。

ただ問題はそのバスは1時間に1本しか運転されていないということである。そこで下記のサイトを眺めてみたが、多分受験生も使えるバスダイヤとなっている。

http://www.city.fuchu.tokyo.jp/kurasu/machi/chubus/bus/files/zikoku20100329.pdf

実際に時間を文章化すると、武蔵野台駅8時台から毎時6分の発車、東京外国語大学前毎時15分着である。ただし、ほんの少し国道20号線(甲州街道)を走るので、渋滞に巻き込まれる危険もある。なお、帰路は午後6時台まで毎時37分発、武蔵野台駅着毎時50分である。

それからこのバスは府中駅始発・終点なので、時間はかかるがお金をかけたくない受験生はそちらから乗るという手もある(が、何せバスなので、定時発着については全く私は責任を負えません)。

もちろんセンター試験だけでなく、2次試験で東京外国語大学を受験する生徒たちも(2次試験は今は2月なのですかね?)同様に利用できるはずであるから、もしこのサイトを発見したら、試してみて欲しい。ただしコミュニティーバスということで、小型バスを使っており、30人も乗れるかどうか定かではないので、そこにも注意を払う必要がある(もちろん満員で乗れないからといっても、私は責任を負うことはできません)。

あとは、受験生たちは試験に向けてもう頑張ったので、今更「頑張れ」ではなく、"Take it easy!"の気持ちで試験を受けて欲しいものである。

2011年1月 8日 (土)

黒田龍之助先生の新著を読み始めました

まだおとそ気分が抜けていない時期であるが、社会人ならばもう仕事は始まっているので、そうゆっくりしているわけにもいくまい。

ところで、この「狗頭羊肉」ブログであるが、アクセスの際に使われる検索ワードを調べると、「日大三高」と「黒田龍之助」(もしくはそれに近い単語)が2トップを形成している。

日大三高は今春の甲子園出場が内定している(が、大会寸前に不祥事を起こして、日大三高の対戦相手となりそこねた明徳義塾高のような例もあるので、用心、用心)ので、その関係だと思う。実際に去年11月23日付のブログでそのことに言及してあるので、そこに吸い寄せられるのであろう。

しかし、黒田龍之助先生の件については、確かに去年の9月2日のブログで取り上げたが、あれは本当にたまたま、検索エンジンで「黒田龍之助」と入力して表示された三修社さんのサイトを見て、好き勝手に書き散らしただけのことなので、三修社さんには頭が上がらない。まぁ一応同社が出版した黒田龍之助著の本である『ぼくたちの英語』は、たったの1部ではあるが、一応自分用に購入して楽しませて頂いたので、勝手に引用しても、ネット世界の流儀に反していないはずである(もし、「無断リンクを禁ずる」と書いてあったら、いきなり法的手段に訴える前に私にご連絡下さい。すぐに該当記事を削除します)。

ということで、日大三高と共に私のブログへのアクセスを増やすことに貢献して下さる黒田先生に感謝する意味で、先月出版された『ロシア語の余白』(現代書館刊)を購入した。一昨日に到着したばかりであり、仕事していないのに年始ということでバタバタしていたので、まだ本のほんの少ししか読んでいない。ここでは、近日中に同書の書評を書くという予告の意味でこの記事をアップしたことを報告している次第である。申し訳ないが、近日中というのが何日後なのかを明確にできないので、期待されている方は数日後にまた訪問して欲しい。できれば連休明けには何とかしたいと考えている。

2010年11月28日 (日)

外国語あれもこれも

外国語の運用能力を実用レベルまで高めるべく勉強するたった一つの方法は、とにかくその言語を勉強することを習慣づけることである。

これはどのような学習方法をとっても不変の真実、といって良いのではないだろうか。「毎日たったの15分!」とかいう感じの、いかにもうさん臭い外国語教材の宣伝文句でも、文頭を見るとやはり「毎日」と書いているではないか。私にはこの「毎日」ないし習慣づけた勉強というのが大変に苦手である。短期間の間に集中的に勉強することならばできるだろうが(得意、ではない)、どうもマラソンのように持久的に学習するのが本当にダメである。やはりADDないしアスペの性といっていいのだろうか。はっきりいって飽きっぽいのである。それで写真のようにさまざまな言語の教材をあてどなく買ったり借りたりするのである。Foreignlanguage 本当はこれらのうち一つをある程度できるようになってから(大体検定がある言語であれば3級合格くらいか?)次の言語に手を出すべきではないか、と自分でも頭の中では分かっているつもりである。

少なくとも教材を買ってしまった言語ならともかく、図書館から教材を借りてきた言語ならば後回しにできるであろう。今の自分は頭のバッテリーが切れかかっている状態である以上、手持ちの書籍・教材はなるべく少なくしたいのであるが、図書館で書籍・教材を見るとつい借りてしまいたくなるのである。昨日も渋谷区立西原図書館で3冊借りてきたが、返す時はどうするのか。調布の図書館でも近くない感じがするというのに、23区内に入ってしまうと返しに行く時に面倒くさくならないだろうか。まぁギリシャ語は文字の読み方だけを(単語とかは一切覚える気なし)知りたいだけだからまだいい。しかしドイツ語は(ある程度学習しているとはいえ)後回しにしても問題ないのではないか。

ヨーロッパの言語であれば、現在はフランス語とロシア語のどちらかを優先的に学びたいと思っているのであるが、どうしてもドイツ語が横やりを入ってくる。というのは実はドイツ語の最新の辞書を定価の1/3近い安価で買ってしまった以上、すぐに使いたい気になるからという事情も大きい。ちなみにフランス語の辞書は、やや古め(それでも今世紀に出版され、その辞書では最新版である)ながら定価の1/8という「持ってけ泥棒」並みの値段で買ってしまったので、やはり使いたい。ロシア語はというと、実は図書館で借りている。某市の図書館が小型の辞書なら、参考文献扱いにせずに図書として貸し出してくれるのであり、それを使って(?)いる。

東アジアの言語も負けてはいない。近年の嫌韓ブーム(?)に乗った形で、いやそれはウソで、30年来の願望である韓国語習得を目指しているのだが、独学のつらさよ、下手に知っている言語をどういう風に学んだらいいのか分からない。分からないけれど何とか「マスター」したい。中国語は今世紀に入ってから学び始めたのであるが、学習の困難さは大体韓国語に似て、下手に知っている言語をどういう風に学ぶべきなのか……。ちなみに韓国語は「あの」小学館の朝鮮語辞典をJPY3,000で入手した(これはお買い得!しかもどこも破損しているわけではないのに……)し、ポケット辞書で韓日と日韓の両方を入手した(こちらは定価で)。中国語は現在辞書はないが、まず辞書を必要とするレベルに到達することが大事かと。それで過去記事にも書いたがタイ語。こちらは教材は借り物だし、辞書は当然ない(だって、定価でJPY10,000以上するからね)。

何かきっかけがあれば整理したい所であるが、今のところそのメドは立っていない。6言語をつまみ食い的に学んでいくしかないのだろうか。こういう私には言語学習カウンセラーがまじめに必要ではないかと実感する。誰か助けてくれませんか。

2010年9月27日 (月)

日本における外国語教育(特に英語について)

http://lm700j.at.webry.info/201009/article_26.html を起点に、

http://togetter.com/li/53889 を発見して考えたことを少し論じてみたい。ただ、このサイトはツイッターとリツイートを元に作られたサイトだが、すべてのリツイートを見ているわけではないので、私の論述に過ちがあるかもしれない。どちらかというと、語学教育だけではなく、エリート教育すべてに関する論考と思って下さい。

よく日本人のTOEFLの平均点がアジア最低、世界最低と言われることがあり、その理由に「日本人は裕福だから、留学を目的としないものも受験する」と言われる。そして受験者がアジアでは圧倒的に多数であることもその補助線として加えられることが多い。

しかし、このリツイートを見ると、日本の受験者は7万人、韓国の受験者は10万人と、人口比が5:2であるにもかかわらず、韓国の方が受験者が多いのである。まぁかの国の留学熱によって、この10万人はほぼすべて留学希望者と見て良いのだが。

そういえば日本人で正規留学を希望するものは何を目的とするのだろうか。日本では国内の四大を卒業して新卒で入社した企業に定年まで働き続けることが(一種のファンタジーとはいえ)、最高のキャリアコースト見なされている。ここに留学というものの入る余地はない。むしろ留学する者はキャリアコースから外れた者と見なされるのではないか。

もちろん例外はいる。学者志望者とキャリア官僚見習いあたりか。あと、マスメディア周辺で生息する連中にもいそうな気がする(それは前者の落ちこぼれなのだろうか)。そういった連中が世論を形成するのだから、日本人のTOEFLの平均点の低さを嘆くのはよくわかる。しかし、果たして日本人の上位五分の二と下位五分の二の人生キャリアコースに外国語の必要性はあるだろうか(上位五分の一ならさまざまなキャリアコース―上記の学者とキャリア官僚など―が考えられるので除外した。五分の二だと、先述の「最高のキャリアコース」を歩んでいる者を想定しえると考えたのでここを定めた)。

このレベルだと、もし急に英語が必要になった時、上位五分の二なら会社や役所が研修を用意して英語力をつけてくれるだろうし、下位五分の二ならどこの国でもブロークンイングリッシュで押し通してしまうのではないか。海外旅行でむちゃくちゃな英語で買い物をしても、大して問題がない、アレである。そのレベルでいい英語力ならば、むしろ国際的観光地の土産物屋のおっちゃんおばちゃんの英語力は、「ある意味で」非常に高い(時には中国語だったり韓国語だったりする可能性もあるが)。生活に直結しているからだ。だが、あの英語を教えて欲しいという英語学習希望者は、誰もいないと私には確信できる。

そして日本という国は実際、学者・キャリア官僚と国際的観光地の土産物屋にいるおっちゃんおばちゃん以外は外国語を必要としない国なのである。これが韓国だと留学経験者は社会のさまざまな場面で優遇されると聞く(逆に日本と同様に韓国式生活様式とかけ離れているので敬遠されるという話も聞くが、どちらが正しいのだろうか)。もちろん外国語熱は非常に高く、私のような下位五分の一に属する者でもいろいろな外国語を学び散らしているし、各カルチャーセンターにおける英語を含むさまざまな外国語のコースは満員御礼である(中には一般人にとって聞いたことがない国の言葉のコースは最低開催人数不足で開講できないこともあるが)。

そういう国の外国語教育のあり方というモノを、大陸国で、四方を国境に囲まれている国の外国語教育と同列に考えるのは何かおかしいのではないか、という常識は働かないのだろうか。この問題に関しては、先述の学者希望者・キャリア官僚の見習いを除いて、自分の頭で考える必要があるのではないか。繰り返すが、この問題はどこにも参考になる国はない(韓国なら、反面教師としてなら非常に参考になると思う)。

私の提案は(というよりは自分に言い聞かせることなのだが)、外国語が生活に必要な者を除いて(本当は含めてなのだが)、カルチャーセンターあたりで外国語を学ぶ者は、それでもその言語に通じたいなら練習の量と時間を確保することであり、それがさまざまな理由や人間関係で不可能なら、カルチャーセンターの~語講座とは~語を習うと称して人間関係を築く場であると割り切るのが筋である。

こういう問題は前のエントリーでご登場願った黒田龍之助先生が詳しそうなのだが、私には氏にお話を聞くためのコネがないので、問題点を列挙して、最低の提案を自分でして見た。このブログのウォッチャーさんたちにも是非コメントでご参加願いたいものです。

2010年9月20日 (月)

どうしてもタイ語

私のPCでAmazonおまかせリンクを見ると、タイ語関連の書籍ばかりが出てくる。ここ2~3年はタイ語との縁を切ってきたつもりなのだけれど、ブログをいちばん頻繁に更新していた平成17年の記事が、タイ語の集中講義を受けてきたということとその始末が多めに書いてあるので、Amazon側では私のこの『座敷牢から風の祈り(ブログの旧名)』をタイ語ブログと認識したに違いない。実際当時は東南アジア言語・中国語のブロガーとも交流があったためにコメント・トラックバックまで丁寧にそういう傾向を持っている。

しかし、せっかく集中講義を受けてきたとはいえ、復習は講義を受けている時にもしなければならないということを忘れて、講義中は聞きっぱなし(これには私がノートテイキングが下手くそという事情も絡んでくる)だったために、9月に復習のようなことをしても結局身につかず、それ以来タイ語とは半ばおさらばのような形を取ってきた。

しかし、気持ちの上では今でもタイ語をある程度身につけたいというものがあり、今まではそれを封印してきたのだが、昨日日野の中央図書館でついにタイ語の教科書を借りてきてしまった。もちろん一カ月で一冊上げられるとは思っていないし、ほかの言葉の勉強もあるので、単に読み流す程度の意味で借りてきただけなのだ。あと、私が借りてきた本はamazon.co.jpでは非常に評判が悪く、どう評判が悪いのか、怖いもの見たさというのもあったような気がする。

最も私が見た限りでは、タイ語の文字の勉強編で、「コーカイ、コークワイ、コーコン~」の伝統的な文字の並びを使っておらず、並びを無視しても文字を覚えさせるやり方を採用しているのが、気に入らない人は気に入らないのではないか。現状では私の感想はその程度である。

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