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簿記・会計

2005年6月17日 (金)

我が後半生を現実視する

 さて昨日は我が後半生を勝手に夢見ましたが、学問の世界にこの年で飛び込むのはサメのえさ場に飛び込むダイバーのようなもので、自分の人生を棒に振る気か、と高笑いされるのがオチでしょう(心配してくれる、と言えないのがつらい)。
 だから私としてももう少し現実味のある将来像を計画しているところなのですが。私がニートの地位に落ち込む前のキャリアは通関業でした。しかし、通関業で本格的にキャリアを築くには「通関士」という資格が必要です。この資格はれっきとした国家資格で、通関業者には必ず一人以上の通関士を配置することが法で義務づけられています。私が通関のキャリアを始めたころ、この通関士という資格は通関業者にしか知られていないマイナーな資格でした。資格を取るには国家試験に合格する必要がありますが、当時は通関の職に就いている社員が嫌々受けていた側面が強かったものです。
 しかし、不況が長引く中、学生の就職が困難になり、彼らは在学中に何か一つでも資格を取っておこうという気運が高まり、比較的受験しやすい(合格しやすい、とは意味が別ですが)通関士の資格に目を向けるようになりました。そのために受験者がうなぎ上りに増え、合格率もそれまでの20%程度から、一割台に落ち込みました。こうなると、実務に強いとはいえ、受験勉強から長いこと遠ざかっている会社員より、現役の学生の方が試験に有利になり、今世紀に入ると、試験形態の変更で学生有利の構造が定着しました。通関士という資格は今や、通関業に従事している社員が獲得するというよりは、これから就職活動に望む学生が持っているもの、という雰囲気になりました。
 こうなると、最後に受験勉強をしたのがもう人生半分さかのぼるような私が無駄な努力をしても高望みというのが実情です。
 そこで、もはやこの年で普通に就職活動をしてもどこも門戸を閉じている、という現状では、別のキャリアに切り替えよう、と考えるに至ったわけです。私の適性検査では、強みは「知識」と「数的処理能力」で、弱みは動作性能力全般と「暗唱」「理解」と出ています。通関士という資格は法律の理解能力を問う資格ですから、弱みにもろにかぶってしまうので苦手意識が醸成されたのだと理解し、強みを生かす資格を目指そうという方向に転換することにしました。しかし私の「知識」とは雑多なトリビア的知識で、こんなものは現代ではインターネットに接続したパソコンのポータルサイト(例えば"Google"とか"Yahoo!"など)に任せておけばいいもので、そうすると残りは「数的処理能力」があるのみです。
 ここから、かなり安直ですが導き出した答えが、簿記会計に関する資格を手にして、それを武器に就職活動に励む、というものです。5月14日の記事にも書いたのですが、簿記会計の資格といっても、税理士や公認会計士の資格は通関士同様に、というかそれ以上に法律の理解力を問われる資格です。そこで社会に認められ、法律的知識をあまり必要としない資格として、日商簿記にターゲットを定めたわけです。

 4月にそう決めておけば先週の日曜日に行われた日商簿記の試験を受けられたのですが、決心したのが今の年齢になってしまった5月なので、初心者からの簿記・会計に関する講習はおおむね始まっていたので、次善三善の策を考えることにしました。まだ開講されていなかったそのような講座を探して、手始めに簿記・会計とはどのようなものであるか、を習いました。その講座は座学で、講師の話を聞くだけだったのですが、その講師曰く、「簿記を理解するには、一般書店で売っている簿記の試験問題集でなるべく薄めのやつを、どうせ何も理解できないはずだから、まずは答えを見ながら写経のように問題集の穴を埋めていくと理解が早い」とのことでした。50問写した人より100問写した人の方が絶対に理解が深い、とまでいっていたのが印象的でした。それではまずは日商簿記3級の問題集から手を付けるのがいいでしょうか。
 実は私のプランとしては、この講習のあとに某大手会計事務所が行っている簿記・会計の基礎を学ぶ通信講座を受ける予定だったのですが、先の話を聞いてどうしようか検討中、というところです。というのは、私は趣味の語学にしても、マスターすることなくかじるだけで満足してしまう(いや、満足はしていませんが)性格なので、通信講座を全うできる意志の強さがあるか、という問題があるからです。まぁしかしそのくらい続けられる程度の意志力がなければ何事もマスターし得ない、と思えば「善は急げ」で、早速その通信講座に申し込むのが手ではないかと。この「さびぬき」さんという人のようにブログに勉強記録を書き記すという方法で意志の弱さを補うという方法もあるかなぁ。でも、このブログはよろずブログなんで、勉強記録に特化したくはないなぁ。
 それは置いておいて、それが片付いたら(または片付かなくても)、我が故郷静岡の通信教育大手某社でやっている、簿記2級講座を受けて(これも通信教育だなぁ)、11月の試験に備える、という手はずで、まぁアクシデントがなければ平成17年が終わるころには日商簿記2級ホルダーということになっているはずで、そこから本格的な求職活動に入るつもりです。問題は、通関の仕事と反対に、資格はあるが実務経験がないということです。果たして年齢の兼ね合いもあり、それで就職できるのかという疑問が頭をもたげてくるわけです。しかし今のままでは何も強みがないままにやみくもに求人している会社に応募して玉砕するのみ(しかも、私の年齢上、求人企業も非常に少なくなっているのが現状)で未来の展望がないので、何とかこの勉強に我が人生を賭けることになります。

 また、別のキャリアプランもあります。お金と時間と能力が許せば、の話なのですが、趣味の語学を何か一つか二つ、え~かげんにきちんと勉強して、翻訳の仕事に就きたいという希望も持っております。これはきちんとしたプランを立てているわけではないので、長々と述べるつもりはありませんが、問題は能力的に翻訳の仕事を始められても、私は私を知るものすべてから言われるほどの営業下手なもので、個人事業主たる翻訳業はどうかな、とちゅうちょしています。

 こうやって活字にしてみると、昨日の妄想とどこが違うのか、と突っ込まれそうなのですが、まぁ学問の世界に入るにはポストの絶対数が少ない、という問題があるのに比べて、簿記・会計の仕事ならば、資格さえ手にすれば食いっぱぐれはない(はず)という利点があるだけでも現実的かと考えることにします。

 ただ学問は学問で、男子一生の仕事としてではなく、趣味の延長たる研究活動で楽しめたらいいな、という希望は持っており、できれば就職して自分の足がかりをきちんと立てられたら、国際政治専攻の夜間大学院に通って、最低限学問の足がかりをつかめる希望は捨てずに持ち続けるつもりです。

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