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英語

2011年1月13日 (木)

ゴトビ監督は元ペルシャ人&『マルチリンガルの外国語学習法』より

多言語話者(「ポリグロット」とか「マルチリンガル」と呼ぶ)を何となく目指している私は、実際に多言語話者の勉強に関する本を書店で見つけると買ってしまう傾向がある。その中で今回は『マルチリンガルの外国語学習法』(石井啓一郎著・扶桑社新書)の中に書かれていた内容を取り上げたい。この本は安易に多言語習得ができるという考え方に警鐘を鳴らしている。ロマンス諸語であるスペイン語・カタロニア語・フランス語・イタリア語がいかに違うかを綿々と唱えている個所さえある(第五章)。

著者が多言語話者になった経緯は、あくまで文学の習得がきっかけという。この著者の使える言語リストの中にはペルシャ語が含まれていることが重要である。ただペルシャ語に向かう筋には紆余(うよ)曲折があり、アフシン・ゴトビ清水監督を亡命させたイラン革命が著者のマルチリンガルとなったきっかけではあるが、日本の大学でイスラム学を教える大学は数が少ない上に偏差値が高いということで上智大学の出身となったわけであり、そこは当然ミッションスクールなので、キリスト教サイドから見たイスラム教なので、先に習得した言語はスペイン語やフランス語である。そこから東に進んで、最後にたどり着いたのがペルシャ語というわけだそうだ。そしてそれらを学んだのはほとんどが文学の研究目的であるが故ということである。この著者が味わわされたものが、下で詳述する「タァーロフ」である。

ペルシャ人の社交儀礼に「タァーロフ」という習慣がある(pp90-93)。まぁ、日本でいうお世辞に近いものであるが、あえて上記のようなペルシャ語でこの著者は紹介している。まぁイランに限らずどこの国でも少しその国の公用語が話せる人間にこそ「~語が上手ですね」というのは(多分)世界共通なものだと思うが、この「タァーロフ」は単なるお世辞以上の意味を持っているような気がする。

アジア杯終了後に来日する清水エスパルスのゴトビ新監督は果たしてそのような習慣を身につけているペルシャ系アメリカ人である。エスパルスにゴトビ監督が着任してからはどのような言動をするであろうか。ゴトビ監督が主(ホスト)で、選手が従(ゲスト)な訳であって、ホストたるペルシャ系の人間が実際に「タァーロフ」を発揮したらどうなるであろうか。

ある選手にある種の直すべきアクションがあるとして、それを指摘するというよりは、別の長所たるアクションを褒めるということになりはしないだろうか。昔のプロ野球で元阪急・日本ハムの上田監督が「え~で、え~で」と褒める選手が真っ先につぶされていくという現象があったが、我が清水エスパルスでその再現が起きる、というのは杞憂(きゆう)であろうか。もちろんそうであって欲しいし、ゴトビ監督は教育のほとんどを合衆国で受けている(大学はUCLA)ので、率直な欠点指摘と重要な修正の方法を伝授することができると思いたいが、現在イラン代表監督をしているゴトビ新監督は、やはりペルシャ人としての行動様式を身につけている可能性が高い。

まぁ最近の記事で、ゴトビ監督は策士かつ戦術家であることを証明したが、選手の育成については、今のところ不明である。UCLA在籍中からサッカー指導者/アナリストの道を歩んでいるゴトビ監督ならば合理主義を発揮してくれるだろうと信じたい(UCLAでは機械工学を学んだという)。

2010年11月28日 (日)

外国語あれもこれも

外国語の運用能力を実用レベルまで高めるべく勉強するたった一つの方法は、とにかくその言語を勉強することを習慣づけることである。

これはどのような学習方法をとっても不変の真実、といって良いのではないだろうか。「毎日たったの15分!」とかいう感じの、いかにもうさん臭い外国語教材の宣伝文句でも、文頭を見るとやはり「毎日」と書いているではないか。私にはこの「毎日」ないし習慣づけた勉強というのが大変に苦手である。短期間の間に集中的に勉強することならばできるだろうが(得意、ではない)、どうもマラソンのように持久的に学習するのが本当にダメである。やはりADDないしアスペの性といっていいのだろうか。はっきりいって飽きっぽいのである。それで写真のようにさまざまな言語の教材をあてどなく買ったり借りたりするのである。Foreignlanguage 本当はこれらのうち一つをある程度できるようになってから(大体検定がある言語であれば3級合格くらいか?)次の言語に手を出すべきではないか、と自分でも頭の中では分かっているつもりである。

少なくとも教材を買ってしまった言語ならともかく、図書館から教材を借りてきた言語ならば後回しにできるであろう。今の自分は頭のバッテリーが切れかかっている状態である以上、手持ちの書籍・教材はなるべく少なくしたいのであるが、図書館で書籍・教材を見るとつい借りてしまいたくなるのである。昨日も渋谷区立西原図書館で3冊借りてきたが、返す時はどうするのか。調布の図書館でも近くない感じがするというのに、23区内に入ってしまうと返しに行く時に面倒くさくならないだろうか。まぁギリシャ語は文字の読み方だけを(単語とかは一切覚える気なし)知りたいだけだからまだいい。しかしドイツ語は(ある程度学習しているとはいえ)後回しにしても問題ないのではないか。

ヨーロッパの言語であれば、現在はフランス語とロシア語のどちらかを優先的に学びたいと思っているのであるが、どうしてもドイツ語が横やりを入ってくる。というのは実はドイツ語の最新の辞書を定価の1/3近い安価で買ってしまった以上、すぐに使いたい気になるからという事情も大きい。ちなみにフランス語の辞書は、やや古め(それでも今世紀に出版され、その辞書では最新版である)ながら定価の1/8という「持ってけ泥棒」並みの値段で買ってしまったので、やはり使いたい。ロシア語はというと、実は図書館で借りている。某市の図書館が小型の辞書なら、参考文献扱いにせずに図書として貸し出してくれるのであり、それを使って(?)いる。

東アジアの言語も負けてはいない。近年の嫌韓ブーム(?)に乗った形で、いやそれはウソで、30年来の願望である韓国語習得を目指しているのだが、独学のつらさよ、下手に知っている言語をどういう風に学んだらいいのか分からない。分からないけれど何とか「マスター」したい。中国語は今世紀に入ってから学び始めたのであるが、学習の困難さは大体韓国語に似て、下手に知っている言語をどういう風に学ぶべきなのか……。ちなみに韓国語は「あの」小学館の朝鮮語辞典をJPY3,000で入手した(これはお買い得!しかもどこも破損しているわけではないのに……)し、ポケット辞書で韓日と日韓の両方を入手した(こちらは定価で)。中国語は現在辞書はないが、まず辞書を必要とするレベルに到達することが大事かと。それで過去記事にも書いたがタイ語。こちらは教材は借り物だし、辞書は当然ない(だって、定価でJPY10,000以上するからね)。

何かきっかけがあれば整理したい所であるが、今のところそのメドは立っていない。6言語をつまみ食い的に学んでいくしかないのだろうか。こういう私には言語学習カウンセラーがまじめに必要ではないかと実感する。誰か助けてくれませんか。

2010年9月 2日 (木)

黒田龍之助先生はなぜ大学助教授を辞任したのか

久しぶりにGoogleで「黒田龍之助」を検索していたら、氏の最新刊である『ぼくたちの英語』出版記念講演があって、その議事録が出版社である三修社さんのウェブサイトに掲載されていた。

http://www.sanshusha.co.jp/kuroda/index.html

読んだところ、私が想像していた理由(の一つ)に結構近かった。黒田龍之助氏は軽妙洒脱な文章で結構難しい内容を平易に書くことを得意としており、氏の一般書としての処女出版と二冊目は本人の考えではエッセーなんかではなく、スラブ語学・言語学の入門書として書いたものだというが、周囲には、あの本はどう見てもエッセーだとしか認めてもらえなかったそうである。またどの本だか忘れたが、いかにも学者の論文的な難しそうに見える文章を書くのが苦手であることを告白しており、事実大学院の博士課程を修了しながら、博士論文は提出していないそうである。

常任講師としての最初の職場ではロシア語の教師として働き、その後引き抜かれた大学では助教授として教えていた。ここまでの過程にはどうも博士号の有無は関係なさそうである(日本の大学院は博士号を出し渋る傾向があり、海外からの留学生に避けられている理由の一つでもある)。ただ二番目の常任校で助教授から教授に昇格するために、(私の想像であるが)博士号を要求され、その論文の執筆に苦労して(あるいはその要求を蹴って)、いつまでも助教授で大学に残るのも難だからというわけで(いや、それは大した理由ではないかもしれない)、大学を辞職したのではないか。

私が思うに黒田先生は、学者ではなく教師なのではないか。大学の語学講座は多くが英語教育の専門家でない人が教えている。つまり目の前の~語の先生の専門は中世~文学における誰某の役割とかいう可能性が結構高い。ちなみに私がいたころの国際政経のロシア語講師は、ロシアウォッチャーとして名高い袴田茂樹(当時助教授)が担当していたと思う。もちろん国際政経の専任講師なのでロシア語そのものではなく、ロシアの社会・文化・政治の方を専門としている。

そんな意味で、黒田先生は大学教師向きではなかったのではないか。(本人曰くだが)別にけんか別れで大学を辞めたわけではないので、周りは楽しそうにやっているように見えても本人は心の底で悩みを感じていた、とそんな気がする。

今大学の語学教育、特にリンガ・フランカである英語の教育は実用性が非常に求められている。それなのに大学の英語教師は旧態依然の別の専門を持っている教官のアルバイトとして考えられているのが問題ではないか。大学側としては、実用英語を学生に習得させたいなら、語学に関しては学者ではなく教師を採用するようにシステムを再構築してみてはいかがか。場合によっては教員免許を持った高校教師あたりを引き抜いてみるとか。または教育学部ないし文学部に「高等教育における英語(できれば英語以外も作れれば好ましい)教育専門課程」を作って、学者養成機関である大学院と別個の教育を施すという手を考えてみてはいかがか。

2005年7月 4日 (月)

アンチ・バベルの塔の構築への決意

 ことはk.y.様に、アンチ・バベルの塔の構築ペースが分からない、といって泣き言コメントを氏のブログに書いたのがきっかけです。それは以下のものです。

 単純な質問ですが、どうしてk.y.様はアンチ・バベルの塔の構築に多大な時間を掛けていて、その上毎日ブログを更新できて、さらに余暇の時間まで得られるのでしょうか。
 もう一つうかがいたいのは、私は辞書の1ページを書き写すのに2時間以上かかってしまうので、有為なページ数を書き写そうとすると1日のほとんどをアンチ・バベルの塔の構築に費やしてしまいます。どうか迷える子羊にご助言を下さいませ。

 これにk.y.様は自分の特殊事情でありながらと暗示しつつ、自らは午前の5時間で6ページ、平均60語を写している(ただし、手書きや入力ではなく、ハードディスクに取り込んだ英英辞書をコピー&ペーストするだけだそうですが)とのことをご回答下さいました。

 そして午後が仕事の翻訳、夕方にエクササイズを行って、夜は余暇時間としており、ブログは朝でも昼でも夜でも気が向いたときに書いているそうです。本人いわく『これも脳運動の一環』だそうです。

 私は本当は夜型の方が集中できるのですが、いろいろ昼にやらなければならないことも多々あるので、昼型になったと仮定して、こんな計画を立ててみました。

 朝7時起床。9時~12時簿記の勉強。13時~0時アンチ・バベルの塔の構築(休憩・夕食などのブレーク2時間を繰り込んで9時間)。0時~1時ブログ執筆。深夜1時就眠。

 k.y.様は一般論として、『普通の人なら1年間に5000語でしょう。時間にして1日5時間(復習も含む)』と書いてあるので、本当に9時間集中できるのならば、1年間で1万語を覚えられることになります。

 なお改めて自分の使用辞書と収録語数を列挙します。
英語:ジーニアス英和辞典第3版【語数】12,000語
ドイツ語:パスポート独和辞典第2版【語数】15,000語
中国語:はじめての中国語学習辞典【語数】10,000語
ロシア語:パスポート初級露和辞典【語数】 7,000語
スペイン語:パスポート初級スペイン語辞典【語数】 8,800語
                     合計 52,800語

注;ジーニアス英和辞典第3版が【語数】12,000語というのは、当該辞書が重要単語としてマークを付けた見出し語のことです。ジーニアスの総収録語数は95,000語句に上ります。ジーニアス英和辞典の名誉のために付け加えておきます(7月6日追加)。

 これからすると、1年間で1万語を覚えても、総計の五分の一に過ぎないわけです。多言語のアンチ・バベルの塔の構築を目指す、という身の程知らずなことに手を出した報いというわけでしょうか。しかも、1年以上先の話になると、翻訳で食べてゆくという生き方を選択しない限り、就職することになるであろうから、ペースはドンと鈍ってくることは間違いないわけです。

 なお、現時点の話に戻りますが、今は5言語手を出しているわけですから、これを平日の曜日ごとに分けて、土日は復習のみ(または平日に外出して、アンチ・バベルの塔の構築ができなかった日の予備日)に当てるという選択を計画中です。
 具体的には、月~金を英・中・西・露・独に割り振る訳です。ただし、今月の中旬にスペイン語の初級文法集中講座を受講するので、7・8月はスペイン語のアンチ・バベルの塔の構築を重点的に行おうかとも思っています(例:英・中/西・西・西・西/独・復習露中心・復習そのほか)。

 問題なのが、遅筆の私が1時間でブログの記事を書き上げることができるかどうかということです。しかも私のこのブログはノンジャンルが売り物でして、テーマを決めることから始めなければいけないのです。

 しかし、もう乗りかかった船ですから、こぎ出さないといけませんよね。計画はあくまで計画としつつも、1日9時間(実働)作業を欠かさない(いや、やぼ用で欠かすことはよくあるが、それも予備日でうまく穴埋めできるようにする)ことが塔を築く大事な所なんですよね。

2005年5月 3日 (火)

懐かしいラジオ英語講座

 今年はNHK教育ラジオの語学講座はスペイン語入門編と中国語応用編を聴いているのだが、そのためにラジオが693Hzに合わせてある。(唐突だが)今はGWということで就職活動もお休みなので暇である。そこでラジオをつけるとNHK教育放送が流れてくることになる。

 今年はNHK教育ラジオの英語講座は、基礎英語が昨年度までのⅠ~Ⅲまでの構成が、ⅠとⅡだけになり、英会話講座が「入門」「中級」「上級」の三部構成で、それにスピーキングの講座とビジネス英会話というようになった(実は朝に『シニア英語~』とかいうのがあるが、それは無視)。

 まだ私がインターネットに手を染める前、もう10年近く前の話だが、当時は基礎英語がⅠ~Ⅲで、『英会話入門』『英会話』『(全然やさしくない)”やさしい”ビジネス英語』という編成だった。そのころの私は東海道江尻宿(またの名を清水湊と呼ぶ)で自由を満喫していた。そこで自己啓発ということで英検2級を取ろうと、勉強のペースメーカーに『英会話入門』『英会話』を聴いていた。当時の講師は「入門」が遠山顕氏で「英会話」が大杉正明氏だった。お二方ともに同講座の講師歴が長くて、そのパーソナリティーでラジオ講座の楽しさを満喫させていただいた面があった。

 今日、というか昨日の夕方の英語講座の二回目の再放送をする時間帯にラジオのスイッチを入れたら、『英会話入門』の講師に遠山顕氏が復活していた!しかも、ゲストというか、英語のインフォーマント役の人こそ同一人物ではないかもしれないが、当時の『英会話入門』の雰囲気がそのまま再現されていた!

 さらに夜の10時過ぎにも飽きずにラジオにかじりついていたら、英語のスピーキングの講座(これは当時はなかった)と杉田敏氏が講師を務める『ビジネス英語(さすがに”やさしい”はとれていたなぁ)』と放送が流れ、11時にはラジオジャパンの英語ニュースを流すところまで10年近く前をほうふつとさせる番組構成に私はうなってしまった!

 当時は第二外国語はドイツ語しか興味がなかったので、11時15分に英語ニュースが終わるとスイッチを切っていたものだったが(何せ英会話の復習もしなければならないから)、今はイタリア語も中国語もそこそこ以上に関心があるので、テキストこそ買っていないが、ラジオを流し続けて11時55分となるのであった。

 座敷牢に閉じこめられている今となってはあの当時の自由は望むべくもないが、NHK教育ラジオを聴いていると、当時の自由な空気がよみがえってきそうな気が……

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