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2011年8月 6日 (土)

選手権がいつの間にか始まっていた

私の部屋(квартираとロシア語で書くとピッタリする、のはアパート住まいだから)では新聞を取っていないので、時事的な話題には多少遅れて知ることが多い。夏の甲子園もいつ組み合わせ抽選会をやるのか気にしていたうちに3日に行われていた。

我が日大三高の3回戦までの組み合わせは、下記の通りである。
① 5日目(8月10日) 0800プレイボール 対日本文理高等学校戦
② 9日目(8月14日) 1300プレイボール
③ 11日目(8月16日) 1530プレイボール
この後は再度抽選を行って、組み合わせを決める。

今年は1回戦からの立ち上がりである。まぁ西東京地区予選のような試合をすれば割とあっさり勝ち抜ける、と思ったのであるが、実は1回戦の相手である日本文理高等学校は一昨年の選手権で決勝までコマを進め、もう一歩で新潟県に初の深紅の旗をはためかすところまで行った強豪校であった。ただしここで勝てば2回戦・3回戦の相手になりそうな高校はもう少し楽に戦える相手のように見える。

そうすると問題は再抽選の後の準々決勝以降である。ここはどうなるか全くわからないので、三高が勝ち進んだ場合、3試合とも強豪校が当たる(最も準々決勝まで勝ち進んだのだから実績があろうとなかろうと強豪校には違いないが)可能性が高まってくる。できれば九州国際大学付属高校と再戦して、春の雪辱を果たしたいと思うのは皆同じであると思う。どのみち我が部屋には現状テレビがないので、ネット媒体で経過を知るのみである。

どうか三高ナインには9年(10年?)ぶりの深紅の旗を目指して欲しい。

2011年1月13日 (木)

ゴトビ監督は元ペルシャ人&『マルチリンガルの外国語学習法』より

多言語話者(「ポリグロット」とか「マルチリンガル」と呼ぶ)を何となく目指している私は、実際に多言語話者の勉強に関する本を書店で見つけると買ってしまう傾向がある。その中で今回は『マルチリンガルの外国語学習法』(石井啓一郎著・扶桑社新書)の中に書かれていた内容を取り上げたい。この本は安易に多言語習得ができるという考え方に警鐘を鳴らしている。ロマンス諸語であるスペイン語・カタロニア語・フランス語・イタリア語がいかに違うかを綿々と唱えている個所さえある(第五章)。

著者が多言語話者になった経緯は、あくまで文学の習得がきっかけという。この著者の使える言語リストの中にはペルシャ語が含まれていることが重要である。ただペルシャ語に向かう筋には紆余(うよ)曲折があり、アフシン・ゴトビ清水監督を亡命させたイラン革命が著者のマルチリンガルとなったきっかけではあるが、日本の大学でイスラム学を教える大学は数が少ない上に偏差値が高いということで上智大学の出身となったわけであり、そこは当然ミッションスクールなので、キリスト教サイドから見たイスラム教なので、先に習得した言語はスペイン語やフランス語である。そこから東に進んで、最後にたどり着いたのがペルシャ語というわけだそうだ。そしてそれらを学んだのはほとんどが文学の研究目的であるが故ということである。この著者が味わわされたものが、下で詳述する「タァーロフ」である。

ペルシャ人の社交儀礼に「タァーロフ」という習慣がある(pp90-93)。まぁ、日本でいうお世辞に近いものであるが、あえて上記のようなペルシャ語でこの著者は紹介している。まぁイランに限らずどこの国でも少しその国の公用語が話せる人間にこそ「~語が上手ですね」というのは(多分)世界共通なものだと思うが、この「タァーロフ」は単なるお世辞以上の意味を持っているような気がする。

アジア杯終了後に来日する清水エスパルスのゴトビ新監督は果たしてそのような習慣を身につけているペルシャ系アメリカ人である。エスパルスにゴトビ監督が着任してからはどのような言動をするであろうか。ゴトビ監督が主(ホスト)で、選手が従(ゲスト)な訳であって、ホストたるペルシャ系の人間が実際に「タァーロフ」を発揮したらどうなるであろうか。

ある選手にある種の直すべきアクションがあるとして、それを指摘するというよりは、別の長所たるアクションを褒めるということになりはしないだろうか。昔のプロ野球で元阪急・日本ハムの上田監督が「え~で、え~で」と褒める選手が真っ先につぶされていくという現象があったが、我が清水エスパルスでその再現が起きる、というのは杞憂(きゆう)であろうか。もちろんそうであって欲しいし、ゴトビ監督は教育のほとんどを合衆国で受けている(大学はUCLA)ので、率直な欠点指摘と重要な修正の方法を伝授することができると思いたいが、現在イラン代表監督をしているゴトビ新監督は、やはりペルシャ人としての行動様式を身につけている可能性が高い。

まぁ最近の記事で、ゴトビ監督は策士かつ戦術家であることを証明したが、選手の育成については、今のところ不明である。UCLA在籍中からサッカー指導者/アナリストの道を歩んでいるゴトビ監督ならば合理主義を発揮してくれるだろうと信じたい(UCLAでは機械工学を学んだという)。

2010年9月27日 (月)

日本における外国語教育(特に英語について)

http://lm700j.at.webry.info/201009/article_26.html を起点に、

http://togetter.com/li/53889 を発見して考えたことを少し論じてみたい。ただ、このサイトはツイッターとリツイートを元に作られたサイトだが、すべてのリツイートを見ているわけではないので、私の論述に過ちがあるかもしれない。どちらかというと、語学教育だけではなく、エリート教育すべてに関する論考と思って下さい。

よく日本人のTOEFLの平均点がアジア最低、世界最低と言われることがあり、その理由に「日本人は裕福だから、留学を目的としないものも受験する」と言われる。そして受験者がアジアでは圧倒的に多数であることもその補助線として加えられることが多い。

しかし、このリツイートを見ると、日本の受験者は7万人、韓国の受験者は10万人と、人口比が5:2であるにもかかわらず、韓国の方が受験者が多いのである。まぁかの国の留学熱によって、この10万人はほぼすべて留学希望者と見て良いのだが。

そういえば日本人で正規留学を希望するものは何を目的とするのだろうか。日本では国内の四大を卒業して新卒で入社した企業に定年まで働き続けることが(一種のファンタジーとはいえ)、最高のキャリアコースト見なされている。ここに留学というものの入る余地はない。むしろ留学する者はキャリアコースから外れた者と見なされるのではないか。

もちろん例外はいる。学者志望者とキャリア官僚見習いあたりか。あと、マスメディア周辺で生息する連中にもいそうな気がする(それは前者の落ちこぼれなのだろうか)。そういった連中が世論を形成するのだから、日本人のTOEFLの平均点の低さを嘆くのはよくわかる。しかし、果たして日本人の上位五分の二と下位五分の二の人生キャリアコースに外国語の必要性はあるだろうか(上位五分の一ならさまざまなキャリアコース―上記の学者とキャリア官僚など―が考えられるので除外した。五分の二だと、先述の「最高のキャリアコース」を歩んでいる者を想定しえると考えたのでここを定めた)。

このレベルだと、もし急に英語が必要になった時、上位五分の二なら会社や役所が研修を用意して英語力をつけてくれるだろうし、下位五分の二ならどこの国でもブロークンイングリッシュで押し通してしまうのではないか。海外旅行でむちゃくちゃな英語で買い物をしても、大して問題がない、アレである。そのレベルでいい英語力ならば、むしろ国際的観光地の土産物屋のおっちゃんおばちゃんの英語力は、「ある意味で」非常に高い(時には中国語だったり韓国語だったりする可能性もあるが)。生活に直結しているからだ。だが、あの英語を教えて欲しいという英語学習希望者は、誰もいないと私には確信できる。

そして日本という国は実際、学者・キャリア官僚と国際的観光地の土産物屋にいるおっちゃんおばちゃん以外は外国語を必要としない国なのである。これが韓国だと留学経験者は社会のさまざまな場面で優遇されると聞く(逆に日本と同様に韓国式生活様式とかけ離れているので敬遠されるという話も聞くが、どちらが正しいのだろうか)。もちろん外国語熱は非常に高く、私のような下位五分の一に属する者でもいろいろな外国語を学び散らしているし、各カルチャーセンターにおける英語を含むさまざまな外国語のコースは満員御礼である(中には一般人にとって聞いたことがない国の言葉のコースは最低開催人数不足で開講できないこともあるが)。

そういう国の外国語教育のあり方というモノを、大陸国で、四方を国境に囲まれている国の外国語教育と同列に考えるのは何かおかしいのではないか、という常識は働かないのだろうか。この問題に関しては、先述の学者希望者・キャリア官僚の見習いを除いて、自分の頭で考える必要があるのではないか。繰り返すが、この問題はどこにも参考になる国はない(韓国なら、反面教師としてなら非常に参考になると思う)。

私の提案は(というよりは自分に言い聞かせることなのだが)、外国語が生活に必要な者を除いて(本当は含めてなのだが)、カルチャーセンターあたりで外国語を学ぶ者は、それでもその言語に通じたいなら練習の量と時間を確保することであり、それがさまざまな理由や人間関係で不可能なら、カルチャーセンターの~語講座とは~語を習うと称して人間関係を築く場であると割り切るのが筋である。

こういう問題は前のエントリーでご登場願った黒田龍之助先生が詳しそうなのだが、私には氏にお話を聞くためのコネがないので、問題点を列挙して、最低の提案を自分でして見た。このブログのウォッチャーさんたちにも是非コメントでご参加願いたいものです。

2010年8月18日 (水)

自宅最寄り駅から東京外国語大学まで

Polyglot Blog, August 15, 2010, 『明日から東京外国語大学でフランス語とロシア語の勉強をする』の続きです。

正直言って現在の住みかから新しい東京外国語大学に行くのは初めてであった。おまけにここ1年くらいお金がかつかつになるくらいの生活をしていて、自宅を出た時には受講料分のお金を持っていなかった。まぁ京王線だから駅ナカに都民銀行のATMがあるはずとタカを食っていたら、何と最寄り駅と武蔵野台駅の間でATMがあるのは高幡不動と中河原だけ。しかも前者は改札外なので移動中には使えない。ということで中河原でいったん各駅停車を降りて、ATMで受講料を下ろした後で10分後に来た次の各駅停車に乗って武蔵野台駅に行った、つもりだったが時間が足りないことに気づいて、せっかく平山⇔武蔵野台の回数券を買ったのに、駅と大学の間の交通の便がいい飛田給駅まで向かった(実は飛田給でも武蔵野台でも大して変わらないことに気づくのは水曜日であった)。

飛田給では乗り越し運賃120円を支払い、バスターミナルに立ったところ、次の外語大方面行きは講座開講の4分前。もちろん間に合うはずもなく初回早々にフランス語の授業を遅刻してしまった。まぁ遅刻といっても授業の中身に入っていたわけではなかったので、そこは幸いであったが、やはり大事な時に遅刻するあたりが社会人失格の烙印を押されているゆえんであろう。

ところで今週はフランス語が10時半から12時半ごろまで、ロシア語が4時から5時半までと両科目の間で少々時間が開いてしまう。また外語大周辺の西武線多磨駅・京王線飛田給駅・武蔵野台駅の周りには喫茶店なるものが一軒もない。まぁ外語大周辺といえば、以前あった西ヶ原のキャンパス周りも同様だった記憶があるのだが。

月曜日は無理にお願いして大学図書館に入れてもらって時間をつぶした。火曜日は用事があって新大久保に行かなければならなかったので、西武線多磨駅→武蔵境駅→中野駅→大久保駅と乗り継いで韓流タウンに足を運び、まぁ私は今更アイドルの追っかけをする年ではないので、タレントグッズではなく韓国の交通時刻表を購入した。以前は普通に売っていたはずだったのだが、何せIT強国の韓国のこと、紙ベースの時刻表はまともに流通に乗らないみたいで、私も栗原景先生の助言を受けて先に注文しておいてから入荷の連絡を受けて取りに行った次第でした。なお今日はかろうじて開いている生協兼学食で昼食を取った後、建物の中で教科書やらそのほかの本やらを読んで時間をつぶしました。

なお話は前後するが、実は武蔵野台駅(始発は府中駅)から東京外国語大学までは直通バスがある。時間は1時間に1本なので不安定なのは否めないが、わずか100円で最寄り駅から大学前まで行けるのは大きい。なお、武蔵野台駅→東京外国語大学間は8時台から午後5時台6時台まで毎時6分に出発している。また東京外国語大学からは同じく毎時37分に出ている。このバスで府中駅まで(しかも片道100円!)行けるので、使わない手はない。

昨日は分け合って訳あってこのバスで府中駅まで行った折、府中⇔最寄り駅の回数券を買ってしまった。武蔵野台駅との回数券は来週中に使い切らなければならないが、府中ならたまに市立図書館に行くこともあるので有効期限ぎりぎりまでに使い切れば大丈夫だろう。

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